「ケンデンタルクリニック岐阜」カラフルタウン岐阜2階｜土日祝｜歯医者

市販のケア用品だけでは、虫歯・歯周病対策としては不十分です

口をゆすぐだけで汚れを落とす、口臭対策ができるという商品は多いです。

予防歯科という考え方

当院では、虫歯にならないように予防する「予防歯科」を実践するために、次のような体制を敷いています。

体制１科学的根拠に基づいたシステム

歯科医療の進歩によって、虫歯にならないようにする方法や、虫歯になってしまった場合の適切な処置方法というものが、科学的に確立しています。

この方法を遵守していれば、虫歯や歯周病になるリスクは大幅に減らすことができ、万が一なってしまった場合でも完治させることができます。

具体的な手法としては、口腔内の検査を行い、歯や口内細菌の様子を確認したうえで、クリーニングやブラッシング指導、生活習慣指導などを行うこととなります。

これらを組み合わせることで、患者さんそれぞれにマッチした最適な予防プログラムを組むことができます。

また、特に歯周病予防のため、当院では歯周内科治療も行っています。それぞれご紹介します。

薬で歯周病を改善する「歯周内科」

歯周病は原因菌の働きによって起きる病気です。
歯垢や歯石は病原菌が繁殖しやすい場所となっているだけであり、歯垢・歯石を除去するだけでは歯周病を根治させるには至らないことがあります。
大切なのは、原因菌を殺菌することです。

当院では、ジスロマックという抗菌薬を飲んでいただくことで歯周病菌を殺菌する処置を行います。

下の画像は治療前と治療後の口内細菌の状態を比較した画像です。内服薬の効果で原因菌が大幅に減少しているのが分かります。

体制２歯科衛生士「担当制」

歯科医院には歯科医師のほかに、歯科衛生士という国家資格を持った医療従事者が在籍しています。歯科衛生士は、予防歯科と歯周病治療のプロです。
当院では、基本的に患者さん1人に担当歯科衛生士がつき、責任を持って処置・管理を行います。

体制３適切なブラッシング指導

虫歯や歯周病を予防するためには、適切なブラッシング方法が存在します。
バス法やフォーンズ法、縦磨きなど、こうした磨き方の名前は知らなくとも、実際に行えている人もいる一方、うまく手磨きが出来ていない方も多いです。

ブラッシングで大切なのは、「磨くこと」ではなく、「汚れを落とすこと」です。
虫歯・歯周病の予防には、歯科医院での定期メンテナンスだけではなく、ご家庭でのセルフケアが欠かせません。
そのために、当院では適切なブラッシング指導を行っています。また、補助器具としての歯間ブラシやデンタルフロスの使用方法もお伝えしています。
こうした器具の使い方だけでも、ぜひ当院まで聞きにきてみてください。

予防処置の副次的効果：本来の歯の白さが復活します

予防歯科では、歯垢・歯石の除去が中心になりますが、これによってヤニ汚れや茶渋などの着色が一緒に落とせるため、歯が本来持っていた白さが取り戻せます。

※2症例とも歯の裏についた汚れをクリーニングで除去した症例になります。

定期的にクリーニングに通えば、虫歯・歯周病予防にもなるだけでなく、歯の白さを維持できます。
具体的には、3～4か月に1回程度のクリーニングをおすすめしています。

さらにいっそう歯を白くする方法として「白い詰め物・被せ物」「ホワイトニング」も行っています。
これらは本来の歯の白さよりももっと白くする施術ですので、歯の白さを追求されている方はそちらをご覧ください。

高齢になった際、「歯が多く残っているか否か」で生活の質に差が出ます

8020達成者(80歳になっても歯が20本以上残っている方)は、そうでない方に比べて健康が維持されているというデータがあります。

さらに、80歳の方に対しての調査で、「歯が20本以上ある方」の約80％が自立した日常生活を送れており、逆に「入れ歯をしておらず、かつ9本以下しか歯がない方」は、約80％の方で日常生活に支障が出ているという統計があります。

「歯が多く残っているだけで、なんでこんなにも違いがあるのか」と疑問に思われるかもしれません。しかし、皆さんが思われているよりも歯の健康は身体の健康に密接に関係しています。

歯は、一度失うと二度と生えてきません。そして、歯が失われたことで健康も損なわれてしまうリスクが高まります。

しっかりとしたケアを行うことで、虫歯・歯周病にもなりませんし、生涯ご自身の歯でおいしく食事を食べることもできます。

ぜひ当院で予防歯科を受けていただき、生涯にわたって健康な歯を維持してください。